カルシウムの摂りすぎは逆効果?!

牛乳などに多く含まれる、カルシウム。健康のため、美容のためと意識的に摂取する方も多いのではないでしょうか。カルシウムは人体の中で最も多いミネラルで、全体重の1.5%~2.0%程度を占めます。体重60kgの人だと約900g~1200g程度がカルシウムで、骨粗そう症予防や子供なら成長するためにカルシウムが絶対に必要です。また、骨や歯の主な成分で、欠かさず取る必要があります。しかし、カルシウムの摂りすぎは逆効果だといいます。カルシウム過剰症は、普段の食生活では起こりづらいものですが、サプリメントなどによって、日常的に過剰に経口摂取した場合、カルシウム過剰症が報告されています。細胞内に必要以上のカルシウムがたまると、逆に毒になってしまい、まざまな病気の引き金となります。カルシウム過剰症の初期症状としては、便秘、吐き気、嘔吐、腹痛、食欲減退、異常に多量の尿などが挙げられます。重度のカルシウム過剰症になると、錯乱、情動障害、意識の混濁、幻覚、昏睡を伴う脳の機能障害を引き起こし、不整脈から死に至ることもあるといいます。健康のために摂取して、不健康になってしまうこともあり得るのです。一日の摂取量を超えないように、サプリメントなどによる過剰摂取は避けましょう。