「文通ブーム」再来?

見知らぬ人と手紙を通じてコミュニケーションを楽しむ文通が今再び注目されているらしい。インターネットが普及し、SNSなどデジタルの世界で交流する人が多い中、便せんに手書きし、投函した後に返事を待つというアナログな手順の新鮮さが見直されているようだ。
かつてはさまざまな雑誌に文通コーナーがあり、氏名や住所を記載して文通相手を探すのが一般的だった。しかし、ネットの普及に伴うトラブルの増加や、平成15年の個人情報保護法施行によって慎重さが求められるようになり、文通コーナーは姿を消した。
現代の文通では、個人情報保護が重視されているそうだ。日本郵便が運営する青少年ペンフレンドクラブ(PFC)では、毎月発行の会員情報誌「レターパーク」に文通希望者の氏名と年齢、短いメッセージを記載したリストを掲載。文通をしたい相手が見つかったら、PFCの事務所宛てに手紙を郵送し、PFCが相手に転送。その後のやり取りは当事者同士で行うという。
昭和24年、「郵便友の会」として誕生したPFCの会員数は約1万5千人。最盛期の昭和30年代には約30万人で推移していたが、平成18年には5千人まで減少。その後増加に転じ、現在の会員の8割以上は女性で、「30~50代が中心だが、最近では20代も目立つ。書き手の思いが伝わりやすい肉筆の文字が持つ温かみが受けているようです」という。
書簡で交流する良さを見直そうと新たに仲介サービスを行う業者も出てきたそうだ。文通を仲介する会報「ふみびと」を月2回発行している「文通村」は平成21年に活動を開始した。会報には実名ではなくペンネームを掲載。手紙のやり取りは文通村を通じて行われるため、当事者同士は本名を明かさなくても交流できるとのこと。
また、明治37年創業の老舗文具店、銀座・伊東屋は昨年6月、店舗をリニューアルしたそうだ。2階の手紙関連用品の売り場では、商品が手に取りやすくなるよう陳列を工夫したところ、リニューアル前に比べて売り上げが1.5倍に伸びたという。若い世代には、気軽に書けるためけいの幅が広い便せんが人気だという。
一角には、手紙を書くためのテーブルのあるコーナーも。書いた手紙を店内に設置したポストに投函でき、「久しぶりに手紙を書きたくなった」と言う人もいるという。
SNSで気軽につながれて気軽にメッセージを送りあえる時代だからこそ、人とのつながりを大切にしたくなるのかもしれない。

コース外走るバックカントリースキー、男性死亡

群馬県の前武尊山で、バックカントリースキーと呼ばれるスキー場コース外を滑走していた男性が雪崩に巻き込まれた。男性はその後死亡したという。
警察に通報があったのは、31日午後0時すぎ。群馬県片品村の前武尊山から、「スキーをしていた男性が雪崩に巻き込まれた」と通報が寄せられた。
雪崩に巻き込まれたのは、会社員・吉田茂樹さん(36)で、病院に運ばれたが、その後死亡したという。
吉田さんは、仲間と2人でスキー場のコースの外を滑る、バックカントリースキーをしていたそうだ。
バックカントリースキーをするには、普通のスキー板よりも幅広な新雪やパウダースノー用のスキー板を使う。また、コース内に比べ雪がもろいので専用装備がいろいろと必要になるという。
流行りからか、コース内の装備のままバックカントリースキーに臨む人もいるというが、危険なのでやめた方が賢明だ。