カエル図鑑が話題

5月1日、とあるカエル図鑑がTwitter上を賑わせた。神戸手づくりバザールに参加した黒川宇吉さんは「カエル図鑑」をブースに置いていたそうだ。図鑑を読んだ人からの反響が大きく、「褒め殺されるところだった」と語っているという。愛くるしいカエルのイラストが載っている図鑑は、Twitter上で8000回以上リツイートされ、コメントも殺到しているとのこと。
黒川さんはゲーム会社の2Dデザイナー。「カエル図鑑」は大学時代に制作したという。「大学4年生の時に卒業制作として、2012年から2013年の1年間で完成させました。最初はコンセプトからしっかり考えて、卒業制作やるぞ、と思っていました。でも全然何も思いつかなかったので、『好きなものをたくさん描いて一冊にまとめる』というやり方に変えて、好きなカエルをひたすら描いて図鑑にしました」とのこと。
全98ページの図鑑の中には、国内外にいるカエル全45種類を掲載しているという。カエルの情報については、図鑑や飼育ブログなどを見て情報を集めて、自分なりに文章をまとめて書いたそうだ。そのため「中の文章は多分間違っていることや勘違いしていることも書いてしまっていると思います」とのこと。いろんな種類の情報をかき集めるのが大変だったという。書きたいと思った45種類を描くには、単純計算で3~4日で1枚進めないと間に合わなかったので常にカエルに追われる生活だったそうだ。
Twitter上の反響は全くの予想外だったという。「カエルは苦手だけど読んでみたい」というつぶやきをたまに見かけるのがすごく嬉しいという黒川さん。「自分が好きなカエルという生き物を、面白いと思ってもらいたい」というのがこの図鑑制作の目的だったそうだ。
黒川さんのお気に入りはヤドクガエルだという。「カラフルなので戦隊ものにしたのですが、周りからも一番良い反応を頂けた一枚でした」とのこと。
リアルだけれど、どこかコミカルで可愛らしく描かれたカエル図鑑。ぜひ読んでみたい。